こんにちは。
高校生にプログラミングを教えていく中で、去年は「変数」についてなかなか理解ができていないようだったという話を聞きました。
今回は授業の補足資料として、変数についての説明用プレゼン資料とscratchを用いた簡単なプログラムを作成してみることにしました。
資料
スライド/プログラム
1…変数についてのプレゼン資料
2…scratchで作成したプログラム
ダウンロードしてお使いください。
ワークシート
9/29追記
まずはワークシートのとこで数学とプログラミングのイコールの意味の違いを説明してることなんだけど,「プログラミングでのイコールは代入を意味する」みたいなのを一言入れるのはどうかなって思う.そこそこ数学してるなら,等式と方程式でイコールの意味が違うのをちゃんとわかってると思うので
— Kaoru NAGASHIMA (@kaoru_nkchan) 2018年9月29日
次は変数のとこなんだけど,そもそもなんで変数いるん?っていう疑問が残ったままになりそう,(恩恵は応用の部分とかかな)
なんでちょっとでいいからなんであるかを説明しないとふわふわしてしまいそう数学とかの公式は大学クラスの数学が必要だったりするからしゃーないけど,(続く)
— Kaoru NAGASHIMA (@kaoru_nkchan) 2018年9月29日
アドバイスをいただいたので、ワークシート3を追加しました。
変数
変数とは?
データ(数値、文字など)を入れておく箱という説明をしています。
箱や家という例えには賛否あるかと思いますが、個人的には箱という表現がわかりやすいし教えやすいかと思います。
データの参照/計算
変数の値は参照したり、計算に使ったりできることを説明しています。
計算結果の代入
変数を使ったプログラムの実装例(scratch)
scratchとは?
scratchはMITメディアラボが開発したビジュアルプログラミング言語の一つです。
近年子ども向けのプログラミング教育において使用されることが多いです。
私は小学校に教育ボランティアに行ったりもしていますが、私の行っている自治体ではscratchを元に作成されたSoftBankのRobo Blocksがプログラミングの授業において使われています。
実装例
今回例として作成したプログラムは、ネコが1秒から20秒まで数えるなかで、3秒ごとに「にゃーん」というものにしてみました。
実行してみると、
ネコが「1」「2」「にゃーん(Meow効果音付き)」「4」「5」「にゃーん(Meow効果音付き)」…「19」「20」
といいます。
応用
Aを1ずつ変える(+1する)の位置を変えると、最初に設定するAの値はどうすればいいかという問題と
プログラムが終了したときにAの値がどうなっているかという問題を応用問題として設定しています。
参考文献
- コンピュータ基礎とプログラミング(2018/09/27参照)
- プログラミングにおける「変数」とは?分かりやすく解説するよ! | 衣食住よりプログラミング(2018/09/29参照)
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