共通テスト解説情報教育全般情報関係基礎

【解説】情報関係基礎 令和2年度 センター試験 2020

共通テスト解説

第3問(選択問題)

今回の問3は比較的易しく、また、よくできた問題だと思います。

題材的にイメージもしやすいので正答率も高かったのではないでしょうか。

 

問1

アイ

ロボットの位置は変数robo_x, robo_yに格納されています。

また、図2の

(02) robo_x←robo_x+d_x

(03) robo_y←robo_y+d_y

を見ると変数dx, dyはロボットを移動させるための変数であることがわかります。

図1のゲーム画面を見てみると、x軸は横方向に1からYOKO、y軸は下方向に1からTATEとなっています。

そのため、下方向を指定する場合は「d_x←0, d_y←1」、右方向を指定する場合は「d_x←1, d_y←0」が代入されます。

上方向を指定するなら「d_x←0, d_y←−1」、左方向を指定する場合は「d_x←−1, d_y←0」が代入されますね。

 

ウエ

ウエ は、ロボットのボード外へのはみ出しを防ぐ処理です。

robo_x+d_x≦YOKO

robo_y+d_y≦TATE

YOKO、TATEには、x軸・y軸の最大マス数が入っています。

 

オカ

hosuuには、ロボットの位置から宝までの最少歩数が格納されます。

歩数がマイナスになるとおかしいので、図3の宝までの最少歩数の計算手続きの(02)(03)があります。

(02) もしsa_x<0ならばsa_x←sa_x ×(−1)を実行する

(03) もしsa_y<0ならばsa_y←sa_y ×(−1)を実行する

 

問2

キクケ

罠に3回かかると宝探し失敗となります。

罠にかかった回数は、変数missで管理されます。(02)は罠にかかったかどうかの判定をしていますので、(04)には、miss←miss + 1が入りますね。

 

罠に3回かかると(08)のmessage←「3回目だ! ついに壊れた…宝探し失敗!」を実行します。

なので、(01)のキにはWANASUU、(07)のケにはmissが入ります。

 

コサ

罠探知を実行し、罠があればその罠を表示状態に切り替える作業(Wana_hyoji[i]に1を格納する)を実行する。

(13)は罠が見つかったかどうかの判定をしていますね。(15)には、Wana_hyoji[i]←1が入りますね。これで、その罠を表示状態にします。

 

(18)では、罠探知で残り操作回数を−1する手続きが入りますね。

nokori←nokori−1です。

 

問3

zyotaiはゲームの状態を表し、「プレイ中」なら0、「宝探し成功」なら1、「宝探し失敗」なら−1が格納される。

シス

宝を見つけた時は、zyotaiに1を格納します。

宝を見つけたかどうかの判定は、図2の(06)〜(08)にありました。ここにzyotai←1を挿入します。

 

また、罠に3回かかった時は「宝探し失敗」でzyotaiに−1が格納されます。罠に3回かかって失敗したかどうかの判定は、図4の(07)から(09)にあります。ここにzyotai←−1を挿入します。

 

セソタ

図7では、残り操作回数が0になった場合の処理が書かれています。残り操作回数が0ということは、宝探し失敗です。

そのため、zyotai←−1が図7の(03)に挿入されます。

 

この図7の一連の手続きを図6の(29−37)行目「罠のマス判定手続き」の直後に挿入するわけですが、一つ問題が発生しました。

それは、ちょうどnokori=0で宝のマスに乗った場合に、zyotaiは1になっているが、(07)〜(42)の最後までプログラムを実行してしまい「宝を見つけた!宝探し成功!」と「動きすぎて壊れた。宝探し失敗!」が両方表示されてしまうという問題です。

 

これを解決するために図7(01)の条件を「nokori = 0 かつ zyotai = 0」に修正したというわけです。

このように修正すれば、nokori=0で宝のマスに乗った場合でも図7の処理は実行されません。

 

コメント

  1. やんちゃん より:

    2016年と2015年分の情報関連基礎の解説をお願いしたいです!
    どうしてもいい点数が取りたいんです!バカな私を助けてください!

    • まつしまさんtkmium より:

      返信がかなり遅くなってしまいました。すみません。
      他の方にも返信しましたが、2016,2015については他のサイトさんで解説されている記事が存在しますのでお急ぎの場合はそちらをご覧下さい。
      出来るだけ早く作成しますね。

  2. AKR より:

    2021年情報関係基礎満点取れました。ありがとうございます!!

    • まつしまさんまつしまさん より:

      おめでとうございます!!!
      素晴らしいですね!!!

      • AKR より:

        最高得点の感じだと、一問間違えてしまったみたいですが、第一志望合格がかないました。このサイトを活用した対策が功を奏しました。
        本当にありがとうございました。

        • まつしまさんまつしまさん より:

          第一志望合格おめでとうございます。
          そういって頂けるととても嬉しいです。
          少しでもお力になれたなら幸いです。
          今後のご活躍をお祈り申し上げます。

  3. ぷー より:

    普通科高校卒の浪人生で情報関係基礎を受験しようと思っているものです。独学で取り組む場合、大問2以降の対策でおすすめの勉強法、参考書等があれば教えてほしいです。
    受験する大学では情報関係基礎が使えることは調べてあります。

    • まつしまさんまつしまさん より:

      返信が遅くなってしまい申し訳ございません。
      普通科高校で学ぶ「情報の科学」もしくは「社会と情報」は専門教科情報ではないので、情報関係基礎の範囲をカバーできていない部分が多いです。
      それでも独学で勉強されるということであれば、別の方にも紹介した通り、以下の勉強法がおすすめです。
      応援します。頑張ってください!

      >もし、情報関係基礎に時間を割けるのであれば、ITパスポート&基本情報技術者試験の参考書を購入して一周読んで、あとは過去問で分からなかった所を調べる辞書的に使うといいと思います。

      >大問1,2はITパスポート&基本情報(午前)で一通りカバーできます。
      >大問3,4は基本情報の午後試験のテキストがオススメです。

      >おすすめの参考書は
      >大問3→うかる!基本情報技術者 午後アルゴリズム編
      >大問4→基本情報技術者らくらく突破表計算
      です。

      >また、選択のおすすめは圧倒的に表計算です。
      >これは、学習コストを考えたときに表計算の方が時間をかけずに身に付けることができるためです。

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