共通テスト解説情報教育全般情報関係基礎

【解説】情報関係基礎 令和2年度 センター試験 2020

共通テスト解説

第2問(必答)

問1

アイウ

マス4を指定すると、1,4,5,7が黒色となり、その後1を指定すると、マス1,4は白に戻りマス2が新たに黒色となります。

 

エオカ

盤面の塗られ方は、9つのマスがそれぞれ白と黒があるので、2の9乗通りの並べ方があります。そのため、29=512が正解です。

 

キクケコサ

ここでは、天野さんは、同じマスを2回塗ると塗る前の盤面にもどるという、

性質1 : 順に指定する二つのマスが同じマスである場合、その結果は指定直前の盤面と同じになる。

 

と、初期盤面に対するマス列5, 6, 6とマス列6, 5, 6の結果が同じになることから、

性質2 : 順に指定する二つのマスの順序を逆にした場合、元の順序で指定した結果と同じになる。

の2つの性質に気づいています。

これらの性質を使うと、

マス列4, 3, 8, 2, 3, 4, 2, 5, 3は、2・4がそれぞれ2回登場しているので、性質1より、選択していないのと同義、3は3回登場するので、1回選択しているのと同じになります。

そのため、マス列3, 5, 8と同じ結果になります。

 

これらより、シに当てはまるのが、「奇数回」であることがわかります。

性質3 : 任意の盤面に対するマス列の結果は、そのマス列に奇数回含まれる全てのマスをそれぞれ1回ずつ含むマス列の結果と同じになる。

 

問2

スセソタチツ

色を反転させるマス1, 2, 5それぞれ、90度回転、180度回転、270度回転させてみると、マス1~9まで全ての単一反転マス列がわかります。

 

例えば、2が単一反転しているものを90度回転させると、6の単一反転マス列1, 4, 5, 7を

180度回転させると、8の単一反転マス列1, 2, 3, 5を

270度回転させると、4の単一反転マス列3, 5, 6, 9を得ることができます。

同様に、1の単一反転マス列からは、3, 7, 9の単一反転マス列を得ることができます。

5の単一反転マス列はもちろん1つです。

 

テト

続いて、マス1とマス5だけが黒色の盤面を表すマス列のうち一番短いものを探しています。

マス1の単一反転マス列はX=1, 3, 6, 7, 8、マス5の単一反転マス列はZ=2, 4, 5, 6, 8です。

XとYには、6と8がそれぞれ使われているので、性質3より、

マス列1, 2, 3, 4, 5, 7で、マス1とマス5のみが黒の盤面を作ることができることがわかります。

 

ナニ

「元のマス列と結果が同じになり、どのマスも重複して含まず、マス番号が小さい順に並んだ」マス列をマス列の基本形と呼ぶことにしたそうです。

 

マス列2, 1, 1, 1, 2, 3は1が3回、2が2回登場するので、マス列1, 3が基本形であり、

マス列5, 1, 3, 5は5が2回登場するので、こちらもマス列1, 3が基本形となります。

 

基本形になり得るマス列は、長さが0から9までの組み合わせで、

9C0=1

9C1=9

9C2=36

9C3=84

9C4=126

9C5=126

9C6=84

9C7=36

9C8=9

9C9=1

の1+9+36+84+126+126+84+36+9+1=512個です。

 

ヌネ

問1のエオカ、盤面の塗られ方は初期盤面も含めて全部で512通りでしたので、基本形になり得るマス列512個のうち、仮に同じ盤面になるものがあると、基本形の数と盤面の数の関係から、作成できない盤面が出てくるということを言っています。

そのため、マス列の基本形が異なれば、必ずマスは違うところが塗られるというわけですね。

 

コメント

  1. やんちゃん より:

    2016年と2015年分の情報関連基礎の解説をお願いしたいです!
    どうしてもいい点数が取りたいんです!バカな私を助けてください!

    • まつしまさんtkmium より:

      返信がかなり遅くなってしまいました。すみません。
      他の方にも返信しましたが、2016,2015については他のサイトさんで解説されている記事が存在しますのでお急ぎの場合はそちらをご覧下さい。
      出来るだけ早く作成しますね。

  2. AKR より:

    2021年情報関係基礎満点取れました。ありがとうございます!!

    • まつしまさんまつしまさん より:

      おめでとうございます!!!
      素晴らしいですね!!!

      • AKR より:

        最高得点の感じだと、一問間違えてしまったみたいですが、第一志望合格がかないました。このサイトを活用した対策が功を奏しました。
        本当にありがとうございました。

        • まつしまさんまつしまさん より:

          第一志望合格おめでとうございます。
          そういって頂けるととても嬉しいです。
          少しでもお力になれたなら幸いです。
          今後のご活躍をお祈り申し上げます。

  3. ぷー より:

    普通科高校卒の浪人生で情報関係基礎を受験しようと思っているものです。独学で取り組む場合、大問2以降の対策でおすすめの勉強法、参考書等があれば教えてほしいです。
    受験する大学では情報関係基礎が使えることは調べてあります。

    • まつしまさんまつしまさん より:

      返信が遅くなってしまい申し訳ございません。
      普通科高校で学ぶ「情報の科学」もしくは「社会と情報」は専門教科情報ではないので、情報関係基礎の範囲をカバーできていない部分が多いです。
      それでも独学で勉強されるということであれば、別の方にも紹介した通り、以下の勉強法がおすすめです。
      応援します。頑張ってください!

      >もし、情報関係基礎に時間を割けるのであれば、ITパスポート&基本情報技術者試験の参考書を購入して一周読んで、あとは過去問で分からなかった所を調べる辞書的に使うといいと思います。

      >大問1,2はITパスポート&基本情報(午前)で一通りカバーできます。
      >大問3,4は基本情報の午後試験のテキストがオススメです。

      >おすすめの参考書は
      >大問3→うかる!基本情報技術者 午後アルゴリズム編
      >大問4→基本情報技術者らくらく突破表計算
      です。

      >また、選択のおすすめは圧倒的に表計算です。
      >これは、学習コストを考えたときに表計算の方が時間をかけずに身に付けることができるためです。

タイトルとURLをコピーしました