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【解説】情報関係基礎 平成28年度 センター試験 2016

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第4問(選択)

第4問は例年と比べると私は解くのに少し時間がかかってしまいました。個人的には、この年は第3問の選択がおすすめですね。問題作成部会の見解では、全体の正答率は3割後半であったとあります。

問1

ユーザIDは、学科記号+入学年度下一桁+生徒番号で表されます。

ア・イ

列Fに入学年度の下一桁目を表示します。

入学年度(B列)の数字の下一桁を取ってくれば良いですね。

表計算は、最後に必ず説明文が載っているので、確実に点を取って行きたいです。(関数を知らなくても正解できます)

F2は、B2のセル(2013)の末尾1文字分(3)を入れたいので、

=RIGHT(B2, 1)となりますね。

 

ウ・エ・オ・カ

列Gには学科記号が入ります。

個人的には、VLOOKUPで良かったのでは?と思いますが、問題作成側はIF関数を出したかったようです。

IFの中にIFが入る入れ子構造になってましたね。

シート3 D2のセルに入っている学科名をシート2から探してきています。

=IF(D2 = 学科記号!A$2, 学科記号!B$2, IF(D2 = 学科記号!A$3, 学科記号!B$3, 学科記号!B$4))

D2のセルが学科記号のA2(すなわち「普通科」)と同じならば、学科記号のB2(すなわち「f」)をいれる。

学科記号のA2と同じではなく、学科記号のA3(すなわち「商業科」)と同じならば、学科記号のB3(すなわち「s」)をいれる。

それ以外の時学科記号のB4(すなわち「e」)をいれる。

 

また、今回はA$2・A$3のように相対参照になっていました。

これは、G2に入れた式を下にオートフィル(複写)した時に、範囲がずれないようにするためですね。

$A$2のように絶対参照にしても構いません。

絶対参照・相対参照がわからない人はもう一度復習しておきましょう。

 

キ・ク

列Hには生徒番号を3桁の文字列として表示します。

計算式は RIGHT(“00” & E2, 3)となります。

最初に00をつけるので、1桁の場合でも、「001」のようにすることができますし、

3桁の場合でも「00200」の末尾3文字分なのできちんと「200」とすることができます。

このやり方は賢いですね。仕事でも使えそうです。勉強になりました。

 

問2

生成する初期パスワードは、数字の1(イチ)、l(小文字エル)、I(大文字アイ)、0(ゼロ)、O(大文字オー)を除いた英数字ですので、計57文字になります。

(数字0~9 から0と1を除くので8個)+(小英字a~z からlを除くので25個)+(大英字A~ZからIとOを除いた24個)= 57個

 

ケコ

0~56までの整数をランダムに表示したいです。

0以上1未満の少数で発生させるので、セルA2に入るのは

INT( RAND() * 57 )になります。

例えば、生成された少数が0.0001だった場合、INT( 0.0001 * 57)は0になりますし、0.999999だった場合はINT( 0.999999 * 57 )は56になりますね。

0以上1未満なので、0 ~ 56までの数字を生成できます。

 

サ・シ

表検索のVLOOKUPの登場です。

J列からQ列までにはA列からH列に入っている数字をシート4から検索して挿入します。

J2に入る式は

=VLOOKUP( A2, 使用文字!$A$2~$B$58, 2) となります。

範囲A2~B58のA列から見つけてきて、2列目を返します。

 

ス・セ

これもよく考えてあるなと感心した問題です。

パスワードに数字と英字の両方が含まれているかを確認します。両方が含まれている場合は列Sに1を表示し、そうでない場合は0を表示します。

セルS2には

IF( AND( MIN( A2 ~ H2 ) <= 7, MAX( A2 ~ H2 ) >= 8), 1, 0)

が入ります。これは使用文字の番号が数字は7以下、英字は8以上だからですね。

 

列Tには、数字と英字の両方を含んだパスワードだけに1から始まる連番を振ります。

式は IF( S2 = 1, SUM( S$2 ~ S2 ), “”) となります。

SUMの範囲がS$2 ~ S2となっている点に注目ですね。オートフィルした際に、先頭はS$2なので範囲が変わりませんが、S2は変わっていきます。結果的に、1から始まる連番となるというわけですね。これも実務で使えそうです。参考になりました。

 

タ・チ

シート5で1200行使ってパスワードを作っていました。

シート6のパスワードはA列の数字を、シート5の連番と同じ数字を見つけて横のパスワードを持ってくれば良いです。よって式は

VLOOKUP( A2, パスワード!T$2~U$1201, 2)となります。

 

問3

パスワード分析を行います。

 

ツ・テ・ト

B2には

IF( B1 <= $W2, MID( $A1, B1, 1), “”)

が入ります。

$A1については絶対参照にしても良いですし、B1についてはB$1でも良いですね。

A1の文字列の、B1文字目から1文字分を表示します。

 

ナ・ニ・ヌ

パスワード内の同じ文字の数を表示します。

=IF( B2 = “” , “”, COUNTIF( $B2 ~ $U2, B2))

B2のセルが空白ではない場合、B2~U2セルの中からB2と同じ文字が入っているセルの数を取得し表示します。

 

ネ・ノ・ハ

連続する文字の数を表示します。

=IF( C2 = “”, “”, IF( B2 = C2 , B4+1, 1))

セルC2が空白でない場合、IF( B2 = C2 , B4+1, 1)を実行します。

一つ前のB2とC2が同じ場合には、連続文字の数字を+1します。

 

ヒ・フ

5行目には、パスワード内の文字を左から見て、初めて出現する文字の場合に1を表示します。

初めて出現する文字かどうかの判定を、今回の場合はCOUNTIFの数字が>1かどうかで判断しています。

=IF( B2 = “”, “”, IF( COUNTIF( $B2 ~ B2, B2) >1, “”, 1))

COUNTIFの範囲は$B2 ~ B2です。これは問2のソと同じですね。

 

お疲れ様でした。

コメント

  1. マサキ より:

    本当に本当にありがとうございます!!!!

  2. やんちゃん より:

    ありがとうございます♪これで勉強捗ります!

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