全国の小中高校の先生方こんにちは。ものすごく久しぶりにサイト更新をしましたtkmiumです。
全国一斉休校にともない、生徒たちの学力保証のため授業動画の配信を考えているor既に行っている先生方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな先生方に超おすすめのiPadアプリをご紹介します。
その名も「Explain EDU」
先日同僚の先生から教えていただき、あまりの使い勝手の良さに感動してしまいましたので記事にしてみました。このアプリの魅力を少しでもお伝えできたらと思います。
アプリ概要
Explain Everythingは、スクリーンキャスト(画面録画)の動画を作るアプリケーションです。
私もそうだったのですが、iPad標準の画面録画機能を駆使して動画を撮影し、その後何時間もかけて動画編集を行っていた先生方に革命を起こしてくれること間違いなしです。
このアプリのいいところは、なんと言っても動画になる前に何度でも音声・書き込みの撮り直しができるところ。
授業動画を撮っているときの、あの

あー、噛んじゃった。ここは編集でカットだなー。編集作業って時間がかかるから嫌なんだよなー。
っていうのがなくなります!
編集画面例をお見せします。録音ボタンを押すと、録音とマークアップが保存されていくのですが、撮り直したいところまで戻って、上書きを選択することでその部分から撮り直すことができます。
また、ミックスを選択すれば、例えば、音声と板書を別々に撮って、合成することも可能になります!
値段やその他のプラン
値段は、残念ながら無料ではありません。
現在の価格(2020/04/29現在)は1720円となっています。
少し購入をためらう金額かもしれませんが、使い勝手の良さを考えると、個人的には十分元を取れると思っています。
ちなみに、いまご紹介しているExplain EDU(学校教育向け)の他に、企業向けのExplain Everything Whiteboardというものも存在します。こちらは、サブスクプション型で、月額780円~の金額がかかるようです。(無料版では3プロジェクトまで保存可、1スライドまで、レコーディングは1分までと多数の制限あり)
Explain Everything Whiteboardは、無料で7日間機能制限なしで試すことができるので、こちらを一度試しに使ってみてから、購入を検討されてもいいと思います。
Android版・Chromebook版・ブラウザ版も
ちなみに、先程ご紹介したExplain Everything WhiteboardはAndroid版、Chromebook版、ブラウザ版があります。
Androidタブレット等をお持ちの方はこちらを検討されてもいいかもしれません。
ブラウザ版はこちら

使い方
1. アプリを開きプロジェクトを作成
2. パワポやpdfで動画を作る場合は「ファイル」を選択
DropboxやOnedriveから挿入することもできます
3.録画ボタンを押して、録画開始
上段がマークアップ、下段が音声となっています。
4.書き出し
最後に
このような状況の中で、教育現場は大きな転換点を迎えているのかなと思います。ZoomやTeamsを使ったオンラインホームルーム・オンライン授業、YouTubeやStreamを使ったストリーミング授業など、私も含め、試行錯誤されている先生方が多いのではないでしょうか。
ぜひ、今回のアプリのように、おすすめのアプリや機材等ございましたら共有していただけると嬉しいです。よろしくおねがいします!
共に教育現場を盛り上げていきましょう!
最後に、無料で使えるスクリーンキャストアプリを2つ紹介して終わりにします。
1つ目はEducreations Whiteboard
これはホワイトボードのようにつかえるスクリーンキャストアプリです。撮り直し機能などはありませんので、一発撮りが得意な先生はこちらを使われてもいいかもしれません。
2つ目はVittle: Screencast Recorder Lite
これもEducreations Whiteboardと同じようなホワイトボードアプリで、一発撮り向きです。
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